不思議な毎日~人生迷走中?

私の人生で起こった不思議なこと~不思議・雑記

第46話 天草(あまくさ)の大蛇(だいじゃ)伝説

私の祖母は熊本県天草諸島の出身でしたが、生前に私にもし天草に行くことがあったら、池に近づいてはいけないと言っていました。確か、不忍池(しのばずいけ)と言っていたと思いますが、そこに近づくと大蛇に食べられ、二度と生きては帰れないと言っていたのです。

 

私は、祖母の話を断片的にしか覚えていなかったため、今回インターネット上で調べました。確かに天草諸島には大蛇伝説があるのですが、その説は諸説ありどれが本当の伝説か分からなかったのです。残念ながら、天草市の公式ホームページにも掲載されてなかったので、インターネット上の記事を集約して今回記載したいと思います。

 

現在の天草市五和町(いつわちょう)の鬼の城(おにのじょう)公園にお万が池という池があります。大昔、そこの池(その当時は不忍池と言っていたらしい)に住んでいた蛇がある時、村人のお万という女性を飲み込んだそうです。それからその蛇が大蛇と化し、度々村人を襲い、飲み込むという事件が起こったそうです。その当時、村人は島に住んでいた鬼達と仲がよく、村人と鬼が協力して大蛇を退治したらしいのです。その後、大蛇は現れることがなかったそうです。

 

「お万が池」や「鬼が城公園」という名称はその女性の名「お万」や大蛇退治に活躍した鬼にちなんで現在その名称をつけられているようです。「鬼が城」という名称は岡山県総社市にもあるようですが、無関係のようです。

 

私も天草に一人旅に行ったことがあるのですが、残念ながらこの公園には行きませんでした。もし、食べられて帰ってこれないことがあるといけないので、今後も行かないとは思いますが、興味のある場所ではあります。