第15話 帯状疱疹になった原因

今から約3年前、私は帯状疱疹という病にかかりました。原因はよくストレスと言われます。確かにその前、2年位バタバタとしており、落ち着かなかったのは事実です。ただ、もう1つ思い当たる節があるのです。

その年の5月下旬に私は友人を含めて3人で広島市の西区にある三瀧寺に行きました。三瀧寺は霊験あらたかな場所として知られています。広島県ホームページの観光案内にも次のように記載されています。「広島市の北西の三瀧山の谷間に位置する三瀧寺は、古くから三瀧観音として知られています。境内にある多宝塔は室町時代に創建され、戦後原爆犠牲者の霊を弔うために和歌山から移されたもので、県の重要文化財になっています。塔内には国の重要文化財である木造阿弥陀如来坐像が安置されています。また、三瀧寺の名の由来ともなった三つの滝が流れており、この名水は平和記念式典の献水にも寄せられています。秋は紅葉の名所としても知られており、参拝に訪れる人々の心を和ませてくれます。」

私が三瀧寺を訪れてから約3週間の後に皮膚にぽつぽつと赤い発疹ができました。最初のうちは、虫刺されだろうと軽く考えていました。ところが3日後に猛烈な激痛に襲われました。皮膚科で下された診断は、帯状疱疹でした。三瀧寺で何か失礼な振る舞いをしたかどうか、心当たりはありません。もしかすると、私の気付かないところで、何か霊の怒りをかう行為を行っていたかもしれません。私の考え過ぎかもしれませんが、訪れて3週間後の出来事ですので、何か因果関係があるような気がするのです。それ以降、三瀧寺には行っていませんが、もし行く機会あれば何か霊に憑かれない工夫をする必要がありそうです。